阪神・淡路大震災の後、マンションやビルの耐震性は向上したはずだったが、「耐震強度偽装」問題で、その安全性は再び不安視されはじめた。そしていまだ横行する手抜き工事。あなたの家は大丈夫か?構造と施行の両面から徹底検証。
危ない建物を見抜く方法-著者紹介

Hideto Someya

鉄筋コンクリート造りの建物は、構造計上の計算強度だけでなく、実は全体のバランスが耐震性や寿命におおきな影響を与えます。少々強度が不足していても震度5強程度の地震にはビクともしない建物もあれば、頑丈に設計されているはずの建物があっけなく壊れてしまうこともあります。
この本では、その解答というべき“安全性の見分け方”について事例をまじえてご紹介したつもりです。この本で私は、少なからず専門家でないみなさんにも見極めの“コツ”というべきものをお伝えできたのではないかと思います。
最初から粗雑に建てられた建物は、すぐにあちこちが壊れてきますが、丁寧に作られた建物は、何十年経ってもヒビひとつ入らず頑固なものです。この本は、そういった意味で丁寧に造られた建物とあなたとを引き合わせてくれる役目も果たしてくれるにちがいなでしょう。
 

染谷 秀人
株式会社アヴィス・代表取締役。和光大学学卒。
東京大学人工物工学研究センター協力研究員(02-05年)
専門は、耐震建築構造(RC)、ロボット工学、プロジェクトなど。
官公庁、民間のマンション、テーマパークの特殊造形物などの設計施工経験を生かし、理論と実践に基づいたコンサルティング活動行っている。
現在は耐震コンサルティングの他に研究開発に関するコンサルティング業務なども行っている。

著書に「危ないマンションを見抜く方法」(雄鶏社)「スタート産学連携」(JIPM)などがある。


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危ない建物を見抜く方法
―そのマンションは地震にどこまで耐えられるか

KAWADE夢新書 価格: ¥756 (税込)
新書: 200 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 河出書房新社 ; ISBN: 4309503128 ; (2006/01/24)

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